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moomoo証券の評判は? 5つのメリットや他社との違い、口座開設の手順まで徹底解説!

コラム

2025/06/12 17:35

 「moomoo証券は怪しい?」「ほかの証券会社と比べてどんなメリットやデメリットがあるの?」と疑問を感じていないでしょうか。

 moomoo証券は、もともと大正時代から続いてきた老舗・ひびき証券が買収されて誕生した証券会社です。もちろん金融庁の認可を受けています。特に「米国株をアクティブに売買したい!」という方に向いた証券口座です。

 他社と比べて米国株取引に優れており、アプリ内の情報コンテンツや取引ツールも充実しています。キャンペーンも豊富で、直近では国内株のデモ取引コンテストが開催されているなど、外資系らしく新しいやり方を積極的に取り入れている雰囲気です。

 この記事では、moomoo証券の評判からわかるメリット・デメリットについて解説しています。有名なSBI証券や楽天証券とどこが違うのかわかるため、証券口座選びに悩んでいる方は参考にしてください。
 
一歩先行く世界基準の米国株No.1アプリ「moomoo証券」

【結論】moomoo証券は怪しい証券会社ではない

 総括すると、moomoo証券はけっして怪しい証券会社ではありません。大正9年(1920年)設立のひびき証券が外資系企業に買収されて誕生し、今は中国に拠点を置く、Futu Holdings(フツホールディングス)のグループ企業です。

 Futu Holdingsは米国ナスダック市場に上場しており、2019年には「中国のオンライン証券で初の上場」として話題になりました。中国企業なので情報流出などが心配になるところですが、規約では「顧客情報はすべて国内のデータセンターに保管する」と明記されているため安心です。
 

国内の金融庁に登録済!資金保護もあるので安心して取引できる

運営元のmoomoo証券は、国内の金融庁に「関東財務局長(金商)第3335号」の番号で登録されています。

 したがって、moomoo証券が破綻しても預けた資金は保護されます。もしもの場合に資金が返還されなくても、投資家保護の制度によって最大1000万円までは補償されるため安心です。
 
moomoo証券は怪しい金融機関とは一線を画す、優良企業

moomoo証券の良い評判からわかる5つのメリット

 moomoo証券は、米国株などの個別株投資に優れた証券会社です。利用者の評判からわかるメリットについて、以下にまとめました。

・米国株手数料が安い
・アプリの機能性が高い
・情報コンテンツが豊富
・キャンペーンが豊富
・証券口座の利用でポイントが貯まる

それぞれのメリットについて詳しく紹介していきます。
 

米国株取引に最適!手数料が安いうえに1株未満から投資できる

 moomoo証券は、数あるネット証券のなかでも「米国株」に強いです。

 米国株取引には手数料が発生しますが、moomoo証券では手数料が比較的安めに設定されています。銘柄数もほかの証券会社より多く、主要ネット証券よりも幅広い銘柄を取引可能です。
 
SBI証券、楽天証券との比較

 また、普通は米国株を取引できるのは最低1株からです。したがって、株価が数万円になる銘柄は少額・分散投資がしづらいという課題がありましたが、moomoo証券なら1株未満の「0.0001株」から売買できます。

 たとえば「Apple(1株約195ドル)」の場合、ほかの証券会社では最低28,000円程度(※)の資金が必要ですが、moomoo証券なら数円程度から取引できます。

※2025年5月25日時点
 

アプリの機能性が高くて使いやすい

 moomoo証券はアプリが使いやすいため、スマホからでも気軽に取引できます。専用アプリには6つのタブが用意されており、各タブで豊富な機能を備えているのが特徴です。

・お気に入りタブ
・マーケットタブ
・口座タブ
・掲示板タブ
・ニュースタブ
・投資ナビタブ

 たとえば、お気に入りタブでは気になる銘柄を最大1,000種類も登録して値動きなどを一覧できます。アプリを開いてすぐ株価を見られるので、売買チャンスを逃さずアクティブに売買できます。
 
moomoo証券アプリの「お気に入り」画面イメージ

 ほかにも、口座タブでは現在の資産状況、つまり「いくら儲かっているか」「投資に使えるお金がいくら余っているか」が一目でわかります。普段、楽天証券のアプリを使っている筆者も、moomoo証券は洗練されていて扱いやすいと感じました。
 

情報ツールが豊富! 日経CNBCなどの有料コンテンツも無料で見られる

 情報収集しながら投資したい方にとって、moomoo証券口座は必須レベルです。

 アプリ内のMooタブでは、2023年11月から本来990~1,650円の月額料金がかかる「日経CNBC」の動画コンテンツを無料で見られるようになりました。世界のマーケットや経済の情報を、スマホからいつでも知ることができます。

 ほかにも、ほかのユーザーとの情報交換や、バフェット氏などの大口投資家の売買動向がわかるコンテンツも用意されています。日々株価をチェックして、取引チャンスを掴みたいアクティブ投資家には嬉しいコンテンツが盛りだくさん。
 

キャンペーンが豊富! 口座不要のデモ取引キャンペーンも開催されていた

 moomoo証券はキャンペーンの豊富さも魅力です。直近では、日本取引所グループと連携して「日本株のデモ取引コンテスト」が開催されていました。日本株で高いパフォーマンスを実現したユーザーには最大10万円相当の景品をプレゼントするなど、大盤振る舞いです。これから口座開設する方も、キャンペーンを活用すればお得に投資を始められるでしょう。
 
日本株のデモ取引コンテスト」の告知
(キャンペーンは終了済み)

ログインや取引でポイントが貯まる! Amazonギフト券などに交換できる

 moomoo証券へのログインやミッションをこなすと、独自の「moomooポイント」がもらえます。貯まったmoomooポイントは、ポイント交換所で特典(Amazonギフトカード、株式キャッシュバック券、米国株手数料無料カード)に交換できます。このポイントは2年間有効なので、ゆったり取引したい方でも活用できるでしょう。
 

moomoo証券の悪い評判からわかる2つのデメリット

 moomoo証券は個別株に強い一方、NISAやiDeCoなどで資産形成したい初心者には向きません。利用者の口コミからわかるmoomoo証券のデメリットをまとめました。

・NISAではクレカ積立できない
・iDeCoに対応していない

 デメリットを確認しながら、ほかの証券口座との使い分けを検討しましょう。
 

NISAでは人気のクレカ積立が使えない! 投資信託の種類も少なめ

 単刀直入にお伝えすると、新NISAをはじめたいならmoomoo証券以外を選んだほうがいいです。

 そもそも新NISAとは、年間360万円(生涯1800万円)の投資枠のなかで運用した商品が非課税になる制度のこと。投資の利益に対しては通常20.315%の税金がかかるため、大きな節税メリットがあります。

 moomoo証券でもNISA口座は開設可能ですが、取扱商品数は多くありません。加えて、クレカ積立に対応しておらず、投資信託の積立購入してもポイントが貯まらないのもネックです。NISA口座は1人につき1口座しか開設できないので、わざわざmoomoo証券を選ぶ理由に乏しいです。
 

iDeCoには対応していない

 moomoo証券ではiDeCo口座を作れないので、年金・老後資産の積み立てには向きません。

 iDeCoとは、自分で商品や掛け金を選べるいわゆる私的年金のこと。NISAと違って60歳まで引き出せない代わりに、掛け金の分だけ所得税・住民税を減らせます。ネット証券の多くはiDeCoに対応していますがmoomoo証券ではiDeCoを取り扱っていません。

 とはいえ、証券口座はいくらでも開設でき、用途などに応じて複数使い分け可能です。例えば、楽天証券などはNISAやiDeCo用にして、個別株はmoomoo証券で売買するなど使い分けるのがベストだといえるでしょう。

 
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moomoo証券を楽天証券・SBI証券と比較

 投資が初めての方にとって、複数の証券口座を管理するのはハードルが高いかもしれません。この項では「まずどの証券口座を選んだらいいか」を知りたい方に向けて、moomoo証券とSBI証券・楽天証券の違いをまとめました。
 

 ここからは、moomoo証券ではなくSBI証券がおすすめな人、楽天証券がおすすめな人の特徴をそれぞれ解説していきます。
 

投資初心者ならSBI証券のほうが向いている

 SBI証券は、積立投資からアクティブ投資まで幅広くこなせるのがメリットです。

・NISAの銘柄数が多い
・ポイント制度が充実している
・国内株を実質無料で売買できる

 SBI証券はNISAの銘柄数が多く、つみたて投資枠では271本、成長投資枠では1,351本の幅広い商品から選んで投資できます。

 クレカ積立にも対応しており、投資信託を「三井住友カード」や「Olive」で積立購入すれば、0.5~3.0%のポイントが付与されます。さらに、特定の投資信託を保有しているだけで年0.017~0.053%のポイントが付与される「投信残高ポイントプログラム」も魅力です。

 国内株についても、電子交付を申し込むという簡単な条件だけで手数料無料になります。アプリではmoomoo証券と同じく、登録した銘柄の株価動向などを一覧できるので便利です。
 
SBI証券のトップページと「株アプリ」の画面

 積立投資や日本株を取引したい方、または三井住友カードをご利用の方は、SBI証券を積極的に検討しましょ
 

つみたて投資メインなら楽天証券のほうが向いている


 楽天証券は、投資初心者がリスクを抑えながら売買したいときに最適です。

・NISA銘柄数が多い
・ポイント制度が充実
・iDeCoにも対応している
 
楽天経済圏ユーザーにはおなじみ、楽天証券

 楽天証券では、新NISAで売買できる銘柄数がつみたて投資枠で128本、成長投資枠で387本と多いため、投資目的に応じてさまざまな運用方法を取れます。

 クレカ積立によるポイント付与は、普通「毎月10万円」が限度ですが、楽天証券では楽天カード・楽天キャッシュを組み合わせることで「毎月15万円」まで投資できるのが魅力です。さらに、6種類の対象ファンドを保有するだけで、年0.017~0.053%のポイントが付与されます。

 moomoo証券とは違ってiDeCoにも対応しているため、老後の資産形成にも最適だといえるでしょう。
 

moomoo証券の口座開設方法


 moomoo証券では、2025年から新しく公的個人認証サービスを導入したため、マイナンバーカードがあれば最短2分で口座開設できるようになりました。

 口座開設の手順は次の3ステップです。

1.申し込み
2.必要事項の入力
3.必要書類の提出

 まずは公式ホームページで「口座開設」をタップしましょう。必要事項を確認したのち、本人情報・職業や勤務先・資産状況・取引の目的などについて入力していきます。

 納税方法は3種類から選択できますが、特別な理由がなければ「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しましょう。証券会社が自動で税金を計算して、納税してくれます。
 
納税方法は特に理由がなければ「おまかせ」を選ぼう

 あとは、スマホでコードをスキャンするかメールを受け取って、必要書類の提出ページに進みます。マイナンバーカードの場合、口座開設の審査はわずか2分ほどで完了し、メールで完了通知が届きます。
 

【まとめ】moomoo証券は個別株をガッツリ売買したい人におすすめ

 まとめると、moomoo証券は次のような方におすすめです。

・米国株を取引したい
・スマホアプリでの取引がメイン
・情報収集しながら売買したい

 moomoo証券は7,000銘柄もの米国株を取り揃えており、主要ネット証券より多くの銘柄を取引できます。1株未満から米国株取引ができる「micro株」に対応しているため、少額から取引しやすいのも魅力です。

 さらに、アプリは機能性豊富かつ操作画面もわかりやすいため、スマホだけでも十分に取引をはじめられます。通常は有料の「日経CNBC」を見られるなど、情報コンテンツも充実しているため、自分で情報を調べながらの投資にも役立つでしょう。

 
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※本記事はアフィリエイトプログラムとして、適格販売により収入を得ています。

 

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